マテリアルスナイパーと艦砲射撃!を懐かしむ
2020年にFlashが終了するということで、フラッシュゲームを懐かしんでおきたいです。10年前の私の時間を際限なく吸い取ったフラッシュゲームを、遊べなくなる前に書き留めておきたいと思います。
で、今回の記事で懐かしむのはこの2つ
・マテリアルスナイパー
と
・艦砲射撃!
両方ともTANAKA U氏が制作したフラッシュゲームサイト、NEXTFRAME[!]で公開されています。
フラッシュゲームサイト ネクストフレーム / FLASH GAME SITE NEXTFRAME(!)
これらを遊び始めたのは小学生のころだったでしょうか。なにをきっかけに知ったか思い出せませんが、気づいた頃には親のパソコンをこっそり使ってはこれをひたすらやっていました。
艦砲射撃!
最初にハマったのは艦砲射撃!。
これは横スクロールシューティングで、自機の軍艦を操作して敵の砲撃をかいくぐりながら相手を撃破していくというゲーム。
画面左の白い船が自機(見えづらい)。右の3隻が敵船。
白、黒、オレンジだけで構成されたシンプルな画面がとにかくカッコイイ。そして飛び交う弾幕を交わしながら距離を詰めて撃沈していく快感!撃沈演出も派手で気持ちよかった。
それから戦闘前のミッション説明画面のクサイ台詞も当時の私の心をがっちり掴みました。
戦闘に勝利して獲得したポイントで自機を強化したり副兵装を購入したりできるというやりこみ要素のおかげで親の目を盗んではやりまくっていました。
以下に個人的思い出を列挙。
・副兵装のバリエーションの多さ
連続HITボーナスでポイントを稼ぎたいときにうってつけなのが「速射砲」。
崖を挟んだ敵に有効なのが「垂直拡散弾」みたいな名前のやつ。
燃料気化砲弾や電磁砲といった派手な超強力兵装も面白かった。でも数発しか撃てない(たしか燃料気化砲弾は2発、電磁砲は1発だったかな?)ので結局は大口径迫砲が一番ダメージ効率がいい気がします。
対空砲は最後まで使い道がわからなかった。あれダメージ入らなくないですか?私の頭が悪いんでしょうか?
・ステージ5の二足歩行兵器
あれは初見でめちゃくちゃテンションあがりました。カッコイイいい!これ敵の脚に踏み潰されたらどうなるんだろうとか思ってマゴマゴしていたらいきなり謎の照射をくらって即死。ひえー。このステージのボスが一番好き。
・ステージ8の絶望
HELLモードのステージ8の「揚陸ヘリ強襲作戦」(名前はあやふや)はボスのヘリが強いというよりは道中の敵が繰り出してくる自律突撃艇に散々苦労させられました。突撃艇を撃ちつつ敵も倒さないといけないというのが厳しすぎてボス戦にたどりつけないという有様。
射撃の散布界を広げてみたり燃料気化砲弾を贅沢に道中で全ぶっぱしたりといろいろ工夫を試しましたが実らず。
もう一生クリアできないと思っていましたが、
結局耐久力を増やしたらある時偶然クリアできました。謎。
・ステージ9で挫折
HELLモードのステージ9も道中の敵が強すぎて遂にクリアできませんでした。
道中の敵HP高すぎません?燃料気化砲弾の爆風で倒れてくれないとかなりつらい。弾幕が凄すぎてドンドン削られていって対処しようがありませんでした。
結局HELLモードのこのステージ9で私の戦いは止まってしまいました。データはローカル領域に保存されるやつなのでパソコンを替えた今となってはデータを復元できません。今からやり直してHELLモードにリベンジする気にはならないですね。思い出は思い出として遺しておきましょう。
マテリアルスナイパー
次にハマったのが同サイトのマテリアルスナイパー、通称マテスナです。
スナイパーの女の子(通称スナ子)を操り、風向きや的の移動速度などを考慮しながら正確に打ち抜いていくゲーム。
これはなんと言ってもスナ子がかわいい。
スペースバーを押すとスナ子が息を詰めて照準のブレを抑えることができるのですが、ずっと息を詰めているとだんだん顔が赤くなってきて、ついに息が切れるとハアハアしちゃうのとかがめちゃめちゃにかわいい。キリッとした女の子の隙のある姿、最高。
ほかにも的を外した時の(やっちまった……)みたいな顔やリロードし忘れの顔、爆弾を誤爆させてしまった時の顔など、いろんな表情が見られるのが良いですね。
あと、たまに衣装がかわりますよね。これがまたかわいい。
スコープと銃の種類も豊富で、それによって銃声も変わるのが結構凝ってるところです。
時限爆弾解体のステージは結構やりましたねー。続くステージは開発中ということになっていますが、この10年ぐらいつくられていません。「ラブレター撃ちます」とかもの凄く気になるんですけど!
それからPixivにはファンアートが結構多くあり、当時の私は散々それを漁っていました。なつかしい。
制作者の方について
制作者のTANAKA Uさんはおそらく現在本業のほうが忙しすぎるのでしょう。Twitterでは結構呟いていらっしゃるようなのでお元気そうです。
そしてなんと!このマテリアルスナイパーの続編の制作も検討なさっているらしいということです!
ぜひ実現していただければと思っています!2020年を過ぎても遊びたい!
★前回の懐かしむ記事はこちら
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