はじめて読んだラノベを懐かしむ
今週忙しすぎて感想も書けないしましてや『りゅうおうのおしごと!』の元ネタを調べる時間もないのですが何も書かないのもアレなので少しだけ雑談を書きたいと思います。
初めて読んだラノベは何でしたか?
こういう話をすると、じゃあラノベの定義って何ですかとなるんですけど、
まあここはゆるく「自分自身がラノベだと思う本」としましょう。
私が最初に読んだラノベはなんだったかなあと記憶をたどると、あるラノベに行きつきます。
で、残念なことに私はどうにもそのタイトルと作者が思いだせないのです。
小学2年生の冬休み、叔父夫婦の家に泊まりにいきました。お正月でしたのでお年玉をもらったり従兄弟と遊んだりしてあっというまに帰る日に。
帰る日の朝、従姉(当時高校生)がいつまでたっても起きてこず、私は叔母に従姉の部屋に行って起こしてこいとの命を受けめんどくさいなあと思いつつ従姉の部屋に行きました。
部屋に入ると従姉はベッドに座っていて、ぬぼーっと窓から外をみていました。
「何してるの?」と声をかけると彼女は「雪をみてたんだよ」と。なおも舞う雪をみつつ「雪、きれいだねえ」と眠そうな声で続けました。
まあそりゃあきれいだけど、ここでは雪は珍しくないだろうにそんなに感動するんだろうかと思いつつ私も「うん、きれい」とか適当にあいづちをうってしばらくじっとしていました。
ただ確かに朝日を雪が反射して眩しい中を雪がちらちら舞っている光景は美しかったと思います。
5分ぐらいぬぼーっとしていた従姉はベッドから這い出しておもむろに本棚をごそごそしだし、1冊の本を取り出し私に差し出しました。
「これ、読み飽きちゃったからあげるよ。内緒ね。」
それが私が初めて読んだラノベになりました。
親に見つからないようにドキドキしながら読んだことを覚えています。
しかしいつのまにか本はなくしてしまいました。
今となってはタイトルも作者も思い出せません。
内容の記憶は断片的に。
・中学生1年生の女の子が主人公。貧乳。
・親友の女の子は両親を最近亡くした。巨乳。
・主人公かその親友のどちらかに霊感がある。
・転んださいに親友の胸を揉んでしまい、成長の差に愕然とする主人公。「私なんかまだぺたんこだってのに!」
・親友はお正月にお屠蘇を飲みまくりハイテンションになって主人公に電話をかけてくる。「あんたお酒飲んでるの?違法だよ?」「お屠蘇だから大丈夫だって!あははは」
それぐらいしか覚えていません。
もう一度読みたいと思ってたまにネットで探すのですが、みつかりません。
うーん。
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