何者にもならない小市民

読んだ本とか漫画の感想やメモ

『刺青・秘密』 感想

その女の足は、彼に取っては貴き肉の宝玉であった。

拇指から起って小指に終る繊細な五本の指の整い方、絵の島の海辺で獲れるうすべに色の貝にも劣らぬ爪の色合い、珠のような踵のまる味、清冽な岩間の水が絶えず足下を洗うかと疑われる皮膚の潤沢。

 

刺青・秘密 (新潮文庫)

刺青・秘密 (新潮文庫)

 

 

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『私の家では何も起こらない』 感想

ここは私の家だ。私の住む、とても居心地のいい私の家。私の住む家では、そんな不吉なことは何も起こらない。

 

私の家では何も起こらない (角川文庫)

私の家では何も起こらない (角川文庫)

 

 

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『藤子F不二雄異色短編集』1~4巻 感想

人間は変わるもんだぞ。きみも頼子も。

愛は色あせ情熱も冷え、暮らしの垢が重苦しくこびりついて、

やがて苦い目覚めの朝が…… 

 

ミノタウロスの皿 (小学館文庫―藤子・F・不二雄〈異色短編集〉)

ミノタウロスの皿 (小学館文庫―藤子・F・不二雄〈異色短編集〉)

 
気楽に殺ろうよ (小学館文庫―藤子・F・不二雄〈異色短編集〉)

気楽に殺ろうよ (小学館文庫―藤子・F・不二雄〈異色短編集〉)

 
箱舟はいっぱい (小学館文庫―藤子・F・不二雄〈異色短編集〉)

箱舟はいっぱい (小学館文庫―藤子・F・不二雄〈異色短編集〉)

 
パラレル同窓会 (小学館文庫―藤子・F・不二雄〈異色短編集〉)

パラレル同窓会 (小学館文庫―藤子・F・不二雄〈異色短編集〉)

 

 

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『藤子・F・不二雄少年SF短編集』 1巻・2巻 感想

未来は、それがあるというだけですばらしいことなんだ 

 

藤子・F・不二雄少年SF短編集 (1) (小学館コロコロ文庫)

藤子・F・不二雄少年SF短編集 (1) (小学館コロコロ文庫)

 
藤子・F・不二雄少年SF短編集 (2) (小学館コロコロ文庫)

藤子・F・不二雄少年SF短編集 (2) (小学館コロコロ文庫)

 

 

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twitterと連携してみる

はい。タイトルの通りです。

機械音痴なものでちゃんと連携できてるかどうかは怪しいですが……

 

まあ以前から思っていたことですが、わざわざはてなブログにアクセスしてから「購読ブログの新着記事」ボタンをクリックしてこのブログに来ていただくのはたぶん面倒くさいと思います。

少なくとも私はちょっと面倒くさい。記事かくためにアクセスしている私ですら面倒くさいんだから読む専の方はもっと面倒ですよねきっと。(私が異常に雑な性格なだけか?)

 

なのでtwitterアカウントをつくって、それと連携してみます。これでtwitterのタイムラインに私のブログが更新されたというツイートが流れてきて、気になれば直接私のページにいけるようになるはず。多分。

あとは記事にするほどでもないちょっとした感想とかもTwitterには書いていこうと思います。

 

まあごちゃごちゃ書きましたが、

要するによかったらフォローしてみてください!ということです。

こちら

twitter.com

 

 

どうでもいいですが、パソコンで新しいことをはじめるときってワクワクしますね。それがTwitterの新しいアカウントをつくるという単純なことでさえ。

初めてパソコンに触れたときとか、初めてメールアドレスを取得した時とかの気持ちをちょっと思い出しました。