何者にもならない小市民

読んだ本とか漫画の感想やメモ

『帰ってきたヒトラー』 感想

ここ数十年間私の偉業を伝えるべく素人どもが苦労したようだ 

 

 

 

帰ってきたヒトラー 上下合本版 (河出文庫)

帰ってきたヒトラー 上下合本版 (河出文庫)

 

 

 お正月に本棚を整理していたら出てきた本。ついつい手に取って読み返しているうちにとうとう映画を観たくなってレンタルしました。

 

2011年にドイツで出版されるとすれすれのブラックジョークと異色の切り口で話題になり世界中で発売されたギャグ小説です。

ドイツではヒトラーを賛美するような内容の本は法律で禁止されているのですが、ここでは非常に人間的でユーモラスな存在としてヒトラーを描いているの物議をかもしたそうです。

続きを読む

『11人いる!』 感想

 一人多いぞ

十一人いる!

 

11人いる! (小学館文庫)

11人いる! (小学館文庫)

 

 11人いる! 萩尾望都

 

とある縁あって手元に舞い込んできました。名作と言われる作品ですね。

萩尾望都は初めて読みました。

続きを読む

『じけんじゃけん!』3巻 感想

 「犯人」じゃ!

いま私ぶち「犯人」になっとった!

じけんじゃけん! 3 (ヤングアニマルコミックス)

じけんじゃけん! 3 (ヤングアニマルコミックス)

 

 

買ってきました第3巻。

文化祭の話が終わって季節は冬。ひまわりの日焼けも薄くなっていますね。

 

ビブリオバトルをしたり映画をつくったりといったいつもの日常ですが、今回も百合子先輩は頭のネジぶっとんでますね。

主人公が唯一のツッコミで他の登場人物がほとんどボケというのがギャグ漫画のよくあるパターンですが、今回の巻では基本ボケるのは百合子先輩だけです。他の全員がツッコミに回っても抑えきれない暴走っぷり。(まあアイリスもツッコミ役を放棄して結構壊れてるんですけど)

 

特にガンギマリだったのは33話。

百合子先輩が名探偵コナンの犯人のような全身タイツを着てトリックをしかける回です。

犯人になりきってウキウキでトリックを完成させたところでふと我に返り急に自分の格好が恥ずかしくなってしまうわけです。賢者タイムってやつですね。しかも自分で作った密室に自分の制服を置いてきてしまう痛恨のミス!仕方ないので誰にも見られないように逃げようとするも……

恍惚→真顔→焦り→羞恥とコロコロ変わる百合子先輩の表情が魅力的な回でした。

 

マジでめっちゃどうでもいいですけど全身タイツにローファーだけ身につけてるのどちゃんこエロいですね。全身タイツだけのときより全身タイツ+ローファーの方がエロい。

また新たなフェチに気づいてしまった。

 

あとは今回もひまわりが健気かわいいですね。でも振り回されてばかりじゃなくて些細な反撃をするようになってて成長を感じます。してやったりのドヤ顔がまたかわいい。

 

アイリスも友達ができて良かったですね。少しずつみんな成長していきます。

 

次巻も楽しみ。

 

そんな感じ。

 

 

(ところで、冬が終わると百合子先輩卒業なのでは……?どうなるんでしょう。コナンみたいに時間ループするんでしょうか?実は成績悪すぎて留年、とかいう力業もあるかも、いやないか。)

 

 

★前はこちら

petitbourgeois.hatenablog.com

『紅井さんは今日も詰んでる。』1・2巻(完)感想

「 そう 将棋指しはわがままなのよ

相手の主張を咎め 己の主張はムリにでも通す」

「ますますコイツと関わりたくねー」

 

 

 

 

藤井聡太四段の29連勝、「ひふみん」こと加藤一二三フィーバー、羽生善治永世七冠誕生など、将棋界が盛り上がり認知度が一気に上がった2017年。

ライトノベル界では『りゅうおうのおしごと!』が大人気を博してアニメ化までいきました。

将棋漫画では私はこの『紅井さんは今日も詰んでる。』を推していきたいです。

f:id:petitbourgeois:20171226211234p:plain

 

続きを読む

クリスマスに読んだ怖い絵本を懐かしむ

久々の懐かしむシリーズです。今回は記憶が曖昧。所々捏造があるかも。

 

小学1年生か2年生のころのクリスマスの日の朝。

仕事でちょっと遅くなるけど、8時頃に帰るからそれまでこれでも読んで待っててちょーだい」と1冊のちょっと長めの絵本を親から手渡されました。

f:id:petitbourgeois:20171225231929p:plain

 

夕方学校から帰った私はストーブをつけ早速本を開きました。

たしかイギリスの本(もちろん日本語に訳されている。)

表紙の絵は忘れた。作者も忘れた。タイトルすら忘れた。

 

続きを読む